2013年11月17日日曜日

「英語でフードファクト」ごま編

11月16日の「英語でフードファクト」はごまをテーマに開催しました。

六番町茶房はいろんなところから送られくる品々が飾られていて、今回は、シークワーサーとからすうりが窓際にならんでいました。

シークワーサー

からすうりは、10月から11月にかけてこのような朱色に熟します。こんな風に飾るとなかなか素敵なデコになるかわいい植物だ。

からすうり


毎回、テーマになる食材のファクトを英語で、そして、その食材を使った料理の実演から料理を学び、食べるという3時間〜4時間の英語とグルメが混ざったひとときになります。

ごまをテーマにした今回は、ごまどうふの実演クッキング。

使ったごまは皮むきごま。皮がむかれているので市販の白ごまよりも白いのが特徴。

皮むきごま


このように黄金色になるまで煎ります。



ごまをペースト上になるまでしっかりとすって練ります。


ごまがペースト上になったら、予め用意をしておいた水で溶かした葛粉に混ぜて溶かし、漉します。

そして火にかける。木べらでかき混ぜ続けて、すくっても落ちてこなくなってきたらオーケー。

このように容器にいれる。ラップをかけて密封してしばらくおいたら出来上がり☆



味付けは、醤油でもハチミツでもお好みで。


 



さらに「エーゲの輝き」という飲むオリーブオイルをかけても美味しい。

今回、参加してくれた和菓子の先生が持ってきてくれた栗きんとん。こんな和菓子にもオリーブオイルが合うのは意外な発見でした。



ごま豆腐の他にはタロイモの黒ごまあえとサツマイモスープ、大学いもをふるまっていただきました。



タロイモのなかでも、えびいもというらしい。

玄米の風味が香り立つさつまいもスープ

色がきれいなままできあがった大学いも

来月は12月14日で「はくさい」がテーマです。

興味がある方は、六番町茶房のfacebookにコメントくださいませ。
 




2013年10月27日日曜日

ビワの葉の効能 お茶と焼酎漬け

最近、左手首の神経にピリリっと痛みが走った。
手帳を持ち上げただけだったのに・・・。

まさかの腱鞘炎だったらこれからすごく難儀になるからどうしようかと思い、
知人に相談すると、ビワの葉が神経痛、炎症にかなり効くからやってみてはと。

骨が折れたり、手術をしてもらわないと治らないものは医者にみてもらわないといけないけど、治癒能力だよりにできるものは自分で頑張った方がいいからって。

早速、ビワ茶の作り方をおしえてもらった。
ビワの葉の効能の本も貸してもらい、焼酎漬けも作ってみた。

ビワの葉は収穫する場所で葉の状態が違うようで、近所の東郷公園で取れた葉は、葉の裏のごわごわがさほど多くないかわりに排気ガスで黒く汚れてた。

妹に頼んで尾道の畑から収穫してもらったビワの葉は葉の裏のごわごわがかなりしっかりとついていて、ちょっとしたたわしじゃきれいにとれないくらいだった。

ちょうど夏の太陽をしっかりと浴びたこの時期のビワの葉がいいらしい。

ごわごわを取る前の葉


 ☆ビワ茶の美味しい作り方☆

しっかりと乾かしたビワの葉を千切りに。
飲む前に煎ると香ばしくなります。

千切りにしたビワの葉を煎る

手のひらに一盛りと水は1リットルくらい。
10分くらい沸騰させると色がしっかりとでます。
煮出した葉は3回くらいは使い回せるそうな。

ビワの葉茶
千切りにしなくても、からっからに乾いたビワの葉を手で握りつぶりして1cm四方の大きさに砕いてもいい。

薬草茶は温かくして飲んだ方がいいそうです。
味はルイボスティに近いかな。

 

 ☆ビワの葉の焼酎漬け☆

35度の玄米焼酎を入手。
きれいに洗ったビワの葉を
1cmほどの大きさにざくぎりして瓶に投入。

上から玄米焼酎を注ぎ、
葉がちょうど浸るくらいまで入れる。

半年から1年ほど寝かせる。


ビワの葉の焼酎漬け
焼酎をちょっと入れ過ぎてしまいました。

1日目の色

自作のビワの葉の焼酎漬けは当分いただけないので、お茶を愛飲する日が続きます。

2013年9月15日日曜日

第一回目の「英語で学ぶフードファクト」


9月14日土曜日に、しばし休眠していた「広報ウーマン英語部」を「英語で学ぶフードファクト」という形で復活させました。

もともとの広報ウーマン英語部のはじまりは、広報の現場が国内から海外へと広がり、広報担当者の英語力ニーズが高まっているから、「使って慣れること」「英語で話す機会でさらにまた新しいことを学ぶこと」、そんな場を作りたいという発想からでした。

英語を使えるようになるために勉強するはずが、使う機会がないために、モチベーションが続かず途中でやめてしまってはもったいないですよね。

では何故、「英語で学ぶフードファクト」という形で復活することになったのかというと、毎日欠かすことのできない「食」と「英語」を結びつけると、英語がもっと身近に感じられるようになるのではと思ったからです。

そして、六番町茶房のシェフのまりさんが協力をしてくれて、テーマの食材を使った料理を「英語で学ぶフードファクト」で実演してくれることになったから。



 ☆ 英語で学ぶフードファクト 〜たまご〜 ☆

当日の様子を写真で紹介します。

配布資料

まずはみんなの自己紹介からスタート。
そして、3大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」を英語で学び、
本日のテーマ「たまご」について、それぞれに知ってることやお料理ネタをお話しました。

「たまご」をテーマに語れることってたくさんあるもので、例えば、TKG(たまごかけごはん)とか生たまごを料理は、何故、海外ではあまりみかけないのかとか。

たまごの生産プロセスから管理にいたるまで日本は他の国と違うらしいということを知り、シンガポールに住んでいた頃に、たまに生たまごまぜ納豆が食べたくなる時があったことを思い出した。

生たまごまぜ納豆のためだけに高級な日本からの輸入たまごを買う気になれず、冷蔵庫に入ってるローカルのたまごを使ってしまっていたけど、何事もなくてよかったなと心の中で思いました。

お話の後は、料理職人まりさんによる卵焼きと中華スープの実演。

たまご料理の材料


お出汁

 卵焼きと中華風スープに使ったお出汁の味見をさせてもらいました。鰹と昆布の風味で、なんとも言えない上品な味でした。


食べかけのたまご焼き
我が家の卵料理はオムレツか目玉焼きが多いからたまご焼きを作るときも、まるいフライパンでごまかしてたのですが、長方形のたまご焼き用のフライパンを使った実演で見事なお箸さばきを見て、練習したくなり、たまご焼き用のフライパンを購入することにしました。

トマトが入ったたまごスープ

とろみのあるたまごスープは、ごま油をいれなければ和風でもいただけるお味。
これは早速、お家で作ってみた。



ラタトゥイユの白みそ和え

ラタトゥイユにフォーを入れて

お肉の入ったラタトゥイユをフォーとあわせていただきました。

バランスのとれた栄養は体に、英語は頭にしみ込んだイベントとなりました。

以上、一回目の「英語で学ぶフードファクト」のレポートでした。

次回のご案内はこちらです。ご都合がよければご参加ください!

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開催日時:10月12日(土)13:00〜15:00/16:00

テーマ:ごぼう

場所:六番町茶房
   東京都千代田区六番町6−5 六番町アンドロイドビル
 

会費:3,500円(当日、会場でお預かりします)

定員:6名

お申し込みフォーム:http://bit.ly/13rk5UE

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広報トピックの英語の会はどこへいったんだ??と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、ただいま企画の準備中ですのでしばしお待ちください☆

2013年6月30日日曜日

手作りの梅干し

今年はじめて梅干し作りに挑戦しました。

きっかけになったのは、自然の食材にこだわるカフェ「Mari's Cafe」。

Mari's Cafeは六番町にあり、シェフのMariさんが産地から直接仕入れた食材や、所有してる畑で取れたものを使った料理を出してくれます。余計な調味料は使わず、体に優しい食事ができるし、食材や食卓のアイデアも教えてくれます。

Mariさん手作りの梅干しも何度か食べさせてもらいました。あまり梅干しを好んで食べる方ではなかったのですが、Mariさんが漬けた梅干しがあまりに美味しくて、自分でも漬けてみたくなりました。

Mariさんに教えてもらいながら漬けた梅は、愛媛県砥部町七折地区でとれる「七折小梅」。

「青いダイヤ」と讃えられた小梅で「近茶流宗家 柳原一成が選ぶ 日本の伝統野菜」にも紹介されています。

実の大きさは、18〜28mmほどで小梅としては、比較的大粒です。肉厚なのが特徴で、生で食べると、すっぱいすもものような味がします。

七折小梅

下の写真は、小梅を袋につめて天日塩をまぶしてねかした状態です。塩の分量は、小梅1キログラムに対し、120グラムを入れました。

袋に小梅と塩をいれたあと、小梅全体に塩が行き渡るように、静かに袋の面を上下にひっくり返す作業を20〜30分置きくらいに繰り返します。私は3〜4回くらいやりました。じんわりと梅汁がではじめます。

このときに、うめが潰れたり、袋に小さな穴があいてしまったりしないように注意が必要です。

おうちに持って帰って、平たくしたまま冷暗所に保管。



一袋ちょうど1キロ

翌日には、少しつかる程度の梅汁が出てきます。
梅汁が小梅全体に行き渡るよう、袋をひらたくして梅をきれいに並べてもう一晩寝かします。小梅がしぼんできてるのがわかります。

小梅を漬けはじめて2日後には、梅汁で6〜8分目ほど浸った状態になります。ここでガラス瓶に梅を移します。

翌日、梅汁がいい感じに出た

梅を漬けはじめて2〜3週間後に、瓶の一つに赤紫蘇を入れました。
もう2週間くらいしたら、一度、梅をザルにあけて干します。

写真は、ひと瓶に600〜700グラム分の小梅がそれぞれ入ってます。残りはそのまま食べたり、料理用にするため別容器にわけました。

赤紫蘇の梅干しと塩のみの梅干し

手作りの楽しさを満喫した6月でした。

2013年5月26日日曜日

HTC J One に搭載された 「HTC Zoeカメラ」とは?

5月20日、青山迎賓館にて「Meet The HTC Night」が開催されました。 




この日の午前中にKDDIの記者会見で4機種が発表され、そのひとつである
「HTC J One HTL22」の発表イベントです。






HTC NIPPON株式会社 代表取締役社長 村井良二氏のオープニングに続き
HTC Corporation CEO Peter Chou (ピーター・チョウ)による挨拶
スペシャルゲストにKDDIの田中社長が登場しました。


「使ってみると驚くと思う。自分が撮った動画に音楽をマッチさせてこんな風に仕上げることができるのかと」。と田中社長。

「HTC J One HTL22」は、アルミニウム製フルメタルボディに、HTC Zoe、HTC BoomSound、HTC BlinkFeedを特徴とします。
海外ではすでに発売されている「HTC One」の日本版で、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、ezwebメール対応など日本独自の機能が搭載されています。

HTC Zoe
シャッターを押す1秒前から4秒間、20枚の写真とシャッターを押してから3秒間の動画を1回のシャッターで同時に撮影し、より躍動感のある生きた日常をカメラに収めることができます。

すごい!と言わざるを得ない機能として、写真に写ってしまった不要なオブジェクトの削除や、スマイルレタッチ、連続写真を一枚の写真に合成できることです。

集合写真では必ずと言っていいほど誰かが眼をつむってたりしますよね。
このスマイルレタッチを使えば、眼をつむってる人だけ撮影のタイミングを数秒調整して、あたかも眼を開いている瞬間にシャッターを押したかのような写真に仕上げることができるのです。

HTC Zoeが個人的にはイチオシ機能でした。


HTC BoomSound
スマートフォン初のフロントステレオスピーカーを導入し、よりクリアで躍動感のあるサウンドを楽しめます。


HTC BlinkFeed
これまで「静」的な機能を果たして来たホーム画面が「動」的に変わり、SNSの更新情報やニュースなどユーザーに密接に関連する情報をライブストリーミングします。


実際に「HTC J One HTL22」のデモ機を使ってみると
ホームスクリーン、ビデオ、フォト、サウンドの新しさを体感できます。

個人的にはやっぱりビデオとフォトの加工がイチオシでした。


海外ですでに定評があるHTC Oneは、All Things Digital のWalt Mossbergから

"I urge readers looking for a new Android smartphone to carefully consider the more polished-looking, and quite capable, HTC One, rather than defaulting to the latest Samsung."

と評価されていたり、

New York Timesのコラムニスト、David Pogueからも
"It’s an Android phone — the most beautiful one you’ve ever seen. Seriously. It makes you feel happy and calm just holding this thing in your hands. There’s a picture of the HTC One next to “gorgeous” in the dictionary."

という高い評価を得ているようです。

HTCは、幹部が続々と辞めていく話もあるけれど、この機種をきっかけにHTC独特の持ち味で頑張って欲しいです。


2013年5月12日日曜日

新しい散歩道

早いもので今年ももう3分の1が過ぎた。

今年は新たな経験、新たな出会いで溢れかえったまま1年を終えることになりそう。
散歩コースも増え、徒歩での活動範囲も広くなった。

新しい散歩コースは、2ヶ月くらい前に友達に連れて行ってもらった氷川神社。
緑が生い茂り、荘厳とした境内には心が洗浄される。お寺と神社を一緒にしてはいけないのかもしれないけど、なんとなく鞍馬寺に来たみたいな雰囲気につつまれる。

こんな場所が赤坂にあるとは・・・。


赤坂の氷川神社

おみくじは初詣ですらひかないのだけれど、友達に連れてきてもらった時に、ここのはなかなかいい線いくはずだからと聞いてひいてみたら、うなずけることが書いてあった。


先月もだんなと一緒に参拝に行った時にひいてみた。1ヶ月で何かが大きく変わることはないからか、2ヶ月前の内容とさほど変わりはなかった。氷川神社のおみくじは不思議と自分を客観的に見つめているような気にさせる。


いいお散歩コースができて嬉しい。


散歩中に見つけた猫

2013年4月10日水曜日

「キャリア官僚の交渉術」を読んだ

キャリア官僚かぁ。

人様の庭を覗いてみよう。

という気持ちで読んでみた。

キャリア官僚の交渉術著者 久保田崇

縁のない世界だけど、「交渉術」には興味がわきました。 アマゾンのレビューには結構厳しいこと書いてたけどね。



取引先、お客様、上司、同僚、部下など、仕事をする上でコミュニケーションをする相手はシチュエーションによってさまざまです。相手が思うようになかなか納得してくれず仕事が前に進まない人に贈る1冊だそうですが、こういう苦労がない人はいないでしょう。少なくとも私の周りには。

「交渉」は仕事の潤滑油であり、大きかろうと小さかろうと前進するためには必要なプロセスだと思います。大人の事情がうずまいてるらしい「霞が関流」の「交渉術」について書いているこの本は、望ましい負け方とか、人と接する際の基本的な作法を教えてくれます。

営業経験のある方も同じように感じる方はいらっしゃるかもしれませんが、私も広報をやっていて、書いたメールの文章や企画の内容、アプローチで人となりを判断されることは多いです。後々に影響して反省しなければならないことは、恥ずかしながら何度も経験してきました。

売りたい気持ちが強すぎて、相手のニーズが見えない時の空回りは、一度経験したら十分。だいたい、そういうドブにはまる前にわかるようになったので同じ失態は繰り返しません。(繰り返していないと信じたい。)この本は、あれは良くなかったなぁと思うような失敗の記憶が蘇って、こうすべきだったとか、あれこれと苦い思い出を振り返るきっかけにもなりました。

「交渉」は今と未来をつなぐものだから、失敗はしたくないと思います。

キャリア官僚の世界を描写しながら、民間人の私もうなずける内容にまとまった本でした。


2013年3月15日金曜日

シンガポールに行くと決めた頃の話 〜冒険のはじまり〜

 前回に続いて、シンガポールに行くと決めた頃のお話をしたいと思います。

 シンガポールに行くことになったのは、新卒で入社した松下電工(現パナソニック)での経験と環境がきっかけでした。

 配属された部署は海外事業推進部という、出向予備軍と出向を終えた人たちばかりの5人ほどの小さなグループでした。紅一点。海外へ行くのは上司や先輩たちばかり。次第に「どうすれば私は海外に出向させてもらえるのでしょうか」と先輩や部長に相談するようになりました。入社して3〜4年目の頃です。

 当時の私の仕事は、工場設備や商業施設向けの配線/配管材を海外に輸出する部署で、技術営業の人と設計図を作って見積もりをしたり、代理店や海外販社スタッフと海外の納品先までのシッピングコーディネイトをしたりなどの国内業務でした。やり取りのあった国は、主にシンガポール、韓国、香港です。
 現地での販売チャネル開拓を除けば、先輩が国内でやってることは私と変わりないように見えていたのでしょう。私にも海外で経験を積むチャンスを与えて欲しいと思うようになっていたんですね。

 結局、社内的にいろいろと難しい事情があり、それについては私も理解できたので、出向という希望は捨てることになりました。

 もちろん、希望は捨てても、「海外に出たい」という思いは変わりません。「出向」がだめなら「海外就職!」へと気持ちが切り替わっていきました。

「天下の松下」を、辞めるなんてもったいない。と言われることもありましたが、
私にとっては、やりたいことをやらずに後悔する方が、もったいなかったのです。
「あの時、やっとけばよかった」って後悔する自分の姿は想像したくないという気持ちが結構強かったように記憶してます。


  • 時間だけはどんなに頑張っても取り戻せないし、お金で買えない。
  • 失敗することは悪いことではない。やりたいのにやらないよりはずっといい。
  • 失敗したら、その経験を活かしてうまくいくように努力をしたらいい。
  • 住みにくかったら、帰国したらいい。


 こんな風に考えながら、日本から海外へのはじめての引っ越しと新しい生活に思いを巡らせておりました。

 母「海外に行ったことがない親から生まれたのにどうして? 海外に行かなくても日本で幸せを見つけることができるでしょうに。」

 父「5人子供がいたら1人くらいこういう子がいてもおかしくないのかもしれない。健康に気をつけて、自分の人生、好きにしたらいい。」

 5人兄弟のまんなかに生まれてきてよかったと思いました。


 シンガポールを選んだ理由は、現地採用で働いている日本人女性が比較的多く、住みやすいという話しを聞いたからです。日本より1時間早い程度の時差しかなく、飛行機で6〜7時間の距離なので、何かあってもすぐに帰れる点もよかった。冬が苦手な私にとっては常夏のシンガポールは魅力でした。仕事で電話やメールのやり取りをすることが多く、現地の人に対しての安心感もありました。

 国が決まった後は、住居、仕事、ビザ、英語、この4つの準備です。現地採用で大阪からシンガポールに渡った人を見つけ、相談相手になってもらいました。

 住居は、相談相手の紹介でシンガポール人ファミリーの一軒家に一部屋借りることが決まり、ひと安心でした。

 住居については、コンドミニアムやHDB(公団住宅)を借りるのが一般的です。私が帰国した2007年頃からシンガポール全域で家賃が高騰しはじめたので、これからシンガポールに渡る人は、家賃と光熱費で家計が圧迫される心配をしないといけないかもしれません。

 次は仕事。仕事を見つけるためには英文の履歴書が必要で、何をどのように書けばいいのかから調べていきました。現地のリクルートエージェンシーにコンタクトするのは、移住予定のタイミングの2〜3ヶ月前でいいことがわかり、時間をかけて作ることができました。ビザは、仕事が決まった後に申請するので、とりあえず忘れてよし。

 英語力については、電話の受け応えがままならず、「Can I take a message?(伝言を承りましょうか。)」がこわくて言えないレベルでした。面接までにはなんとかせねばと、誠ブログに書いたように「英語力向上計画カレンダー」を作って、英語の勉強にも励みました。

 何かを始めたいと思ったら、それに向けてスケジュールをたててる。そうすればやるべきことが見えてくる。

 シンガポールに行くと決めたことは、大人になってからの冒険のはじまりだったのかもしれません。

2013年3月10日日曜日

シンガポール

最近になってシンガポールで過ごした6年にありがたみを感じることが増えた。

どこに住んで何をしてきたかって、単なる個人的な思い出かな〜って思っていたけど、私の話を聞くために会いに来てくれる人や興味を示してくれる人が増えた。

シンガポールライフは、日本を外から見ることができたし、「外国人」であることの自由さと不自由さを学ぶことができた6年だった。

日本に帰ってきてからも、シンガポール時代の親友が泊まりにきてくれたり、私がシンガポールに行くときは泊めてもらったりという関係は続いてる。

日本を離れるって、当時の私はどうってことないように思っていたけど、どうってことあった。だからこそ、現地で心から話ができる人たちに出会えたことが一番の宝。

シンガポールに行きたいと思って、話をしに来てくれる人には、親友たちを紹介したいと思う。

私の失敗とか、その時に悩んでいたこととか知ってるので、きっといいアドバイスをしてくれると思うから。

今年はシンガポールに行きたいな。

2013年2月24日日曜日

書評:「希望」

「希望」(著者 高田昌幸)を読んだ。 


「だれもがどこかに展望をもち、何かを信じて格闘している。」

 この帯にひかれた。 

日本を縦断的にカバーした内容で、北は北海道から沖縄まで63人の方の生き様が書かれていた。

話していた口調そのままに綴られていて、レコーダーを持つ聞き手の方に話してる姿が眼に浮かぶようだった。

追い込まれても頑張り抜く環境は人それぞれに違うし、周りにいる人が何を必要としているかが心でわかるから尽くせる。




強い気持ちがなければできないこと。

 でも、自分の気持ちを奮い立たせるものって身の回りに転がっていることかもしれない。

2013年2月8日金曜日

iPadで楽しむ「ziny.us」スマートソーシャルマガジン

1月29日、誠ブログメンバーからのお誘いで、ソルトルックス「ziny.us(ジーニアス)」の記者発表にいってきた。

「ziny.us」は、ウェブ上に散在するビジュアルコンテンツとブログなどユーザー自身が作ったコンテンツを雑誌のように編集して共有できるiPadアプリ。韓国では去年の10月から公開されていて、これから海外展開。第一弾は日本での2月20日正式リリースだそう。





「見る」「集める」「シェアする」「飾る」という4つの楽しみがあるサービス。

◆「ziny.us」独自の特徴がすごい!

人工知能技術が実装されていて、システムによるコンテンツの自動処理とユーザー自身の手によるキュレーションで、オリジナルのソーシャルマガジンができあがる。


【使えば使うほど情報の精度があがる仕組み】

ユーザーがコンテンツの取捨選択と収集
集められたコンテンツをシステムが人工知能技術で分析&学習
システムがユーザーの感性・関心を反映したコンテンツをレコメンド



キュレーションの時代といいながら、Twitterやfacebookでいい情報を発信する人をフォローする方法がメインストリームだったもんね。キュレーター探しというのかしら。

「ziny.us」を使えば自分の感性や興味がキュレーターとなり、より多くのリソースから欲しい情報だけを集められるようになる。リリースされたら是非使ってみたい。




ジーニアスをziny.usと綴ったのか、はたまたその逆の発想かはわからないけど、面白い。


2013年1月24日木曜日

尾道の商店街


 

At Onomichi Station


 今回は私の5人兄弟とその家族が大集合。総勢18人。
こうなると実家の食卓には収まりきらない。

「魚信」という老舗の割烹料亭の宴会場で食事をして、みんなが健やかに新年を迎えられることを祝いました。


みんなが元気で集まれること、祖母と両親が元気であることに感謝して。


家族大集合の翌日からは、家族それぞれに自由行動。


私は、以前から興味のあった「尾道空き家再生プロジェクト」の活動に興味があり、代表の豊田さんに話しを伺いに行ってきました。


最近オープンした「ゲストハウスあなごのねどこ」という一泊2500円で泊まれる宿。尾道空き家再生プロジェクトで生まれた手づくり宿、第一号でもある。豊田さんはここで、年末の準備やお餅つきのイベントで忙しくされていました。




この宿の入口は、あなごがまっすぐに通り抜けていけるような作りになっています。手前にカフェ、奥に宿。20代〜30代の人たちが中心に集うイメージかな。

カフェのカウンターからのながめ


黒板もある
高齢化が進む尾道。その一方で、若い世代のエネルギーも生まれ育っています。
この後は、年末でお店がしまってしまう前に商店街の散策にでかけました。


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アルパカのお店「アミーゴス
あったかそうなセーターや小物がひしめきあって置いてある。
オーナーは気さくな方で南米のことや仕入れの話など、いろいろと教えてくれました。
願いを叶える エケコ人形


お店の正面はこんな感じ




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毎回新しいものが増えているので、楽しみにしてたお店、尾道帆布



小物も充実。お猿がかわいい。


展示されてる尾道帆布を作る機械


ミニトート


作業場

小さなお店のスペースも。
手作りのかわいい品々が並んでる。
 



ちょっと脱線しますが、今年は手作り感のある名刺を作ろうと思っていて、
名刺サイズの紙を探していたら、なんと、尾道帆布を原料にした紙を発見!

東尾道にある紙誠株式会社が取り扱っています。
送ってもらったサンプルもいい感じだったので、採用です♫



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ずっと気になってたカフェ、ととあん

なんと、ここはお客さんが自分できな粉を挽くことができる
こだわりの石臼を用意してます。




テーブルの上に石臼がおいてある。

「ととあん」のミニチュア
私は抹茶をいただいたので石臼を使うことはなかったけど、
挽きたてのきな粉の香りを味わいたかったな。


◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


みかちゃん人形

不思議な子供服のお店


尾道の商店街は、いろいろ面白いものが並んでいて、
味があるというのか、飽きさせない場所だとあらためて思った年末でした♫