2009年12月30日水曜日

TSUNAMI

TSUNAMIから5年が経っていた。

その頃、私はシンガポールにいたけれど
地震はまったく感じなかった。

TSUNAMIを知ったのは、日本からかかってきた電話や
友達からのSMS。

あんなに近い場所であれだけの被害をもたらした
TSUNAMIがシンガポールにも及んでいたら
ひとたまりもなかっただろう。


被災地と被災者、そして現地からそれを伝えるジャーナリストがいる。

事実を伝えることが人を救うための戦いのように思えた。

Choking back the horrorを読んであらためて5年前の出来事を思い出して感じることは、事実は変わらないということ。


時は経っても事実が変わらないように人の思いも気持ちも変わらないものなのではないだろうか。

2009年12月25日金曜日

ライフログ

何か新しいソーシャルウェブ系のサービスを見つけると
とりあえず登録してみる。

その登録の過程で、コネクトできる他サービスがあって
登録すればするほど新しいサービスに出くわす。

最終的にはうまくこのブログに集約できたらいいなと思うこの頃。

いいなと思うのはやっぱり特化型の情報共有サイト。
同じ目的で集まってきているというのは、会話しやすいし
意味が通じないことがあっても意図は通じるような。

特化型は、自分の特定の情報を共有できる仕組みが
ちゃんと出来てる。

ワインにしてもCork'dでは、きちんとラベルの写真をアップロード出来るし、自分が気に入ったワインについて書き込むことで、ラベルを読めるようになったり、知らなかったことを発見出来る。

何気にコメントの書き方とかも
学べるし。



何度も、ワインのラベルをはがしてアルバムを作ろうかと思ったことはあったけど、デジタルでない限り、いつかは捨てるか捨てまいかの選択をするようなイベントがおこると思ったから出来なかった。

探せば探す程、自分の記録をデジタルでうまく残せる技術が存在してるんだよね。

2009年9月23日水曜日

PR効果の計測についてのつぶやき

これはいつも考える。
 
自分なりに経験してきたことをまとめておくべきだとも思う。
 
 
営業で自社商品を売るのであれば、
PRは自社商品価値を認めてもらい、
リターンにつなげるもの。
 
 
ではそのリターンともいうべきPR効果をどう計測するのか? 
 
いろいろあります。
  
 
一言でPRとは言っても、宣伝広告もPRに含まれることもあるから
一概にこれとは言えず、おそらく会社ごとに組み合わせは変わってくるもの。
 
 
何に予算をかけてどれだけの反応があって、
何を得たのかをbreak downすればいいのだが
PR効果ってオーガニックも生み出すものだから
1+1=2の方程式とかでも計りきってしまえないのが現状。
 
 
 
こうすればこうだからこういう結果が得られるという
いわゆる実行前の仮定的な「ロジック」が結果に当てはまることって
どれだけの可能性で存在するのだろうか。
  
自社商品がマスメディアで大きく取り上げてもらった時も
いつもよりサイト訪問者数が増えることしか保証できない。
 
  
「こういう人たちにこういうメッセージングをしたらこういう結果が得られた。」
 
 
という過去のデータをもとに論理立てて行くのが
わかりやすいと思う。
 
数字にとらわれず、テクノロジーにとらわれず、
人が何に反応をするのかを
見極めることが実は一番大切なポイント。
 
そういう背景をどんどん自分のセオリーに組み込んで行くと
基本的な計測方法にプラスαを生み出せるのだと思う。

2009年8月29日土曜日

口コミは自然に生まれない

口コミって仕掛けがあって初めて生まれてくるモノ。 
 
「気付き」があって、何か理由があってその「気付き」を
「人」に伝える。
 
「気付き」の対象の善し悪しは、自分の頭の中で精査をするだろうし
周りの風潮も見ながらさらに精査するだろう。
 
 
なんとなく「外れていないこと」、何かに「なぞらえ易いこと」
そういった中から、「口コミ」への導線が作り上げられてる。

 
 

私は「口コミ」を「好き」と例えたい。
 
「口コミ」って究極は、感性でいうと「好き」になってほしいってこと。
 
 
自分のコトを気づいてほしい相手にはアプローチをかけるし、
気を惹く行為をするのと同じように、「好き」になってほしい。
 
 
そして、「口コミ」の反対は「炎上」。
 
「好き」になってもらえず、終わってしまう。

2009年8月27日木曜日

山崎豊子の本

近ごろ、再び山崎豊子の小説にはまりはじめ、

沈まぬ太陽に始まり、不毛地帯二つの祖国女の勲章を読み終えた。

週末と夜、寝る前のひと時に山崎豊子ワールドに浸るのが好き。

浸りすぎて2時間も3時間も読み続けてしまうこともあったりする。

それはそれで、幸せなひととき。


今読んでる「大地の子」は中国語読みとかが出てくるせいか読みづらい。だからいまだに二巻をさまよっている。


山崎豊子シリーズで言えば、この次に読むのは「運命の人」かな。

ハードカバーのうちは読まないけど。

2009年6月23日火曜日

マーケティングレビュー

マーケティングリサーチやデータをもとに戦略を立てて実行しても、必ずしも過去のデータから確実な未来を生み出せないのが本当のところではないだろうか。

マーケティングを始める前はもちろん、定期的に見直すためのツールは必要なので、ピックアップしてみた。
なので単なるメモというべきだよね。



マーケティングのプロセスにおいて、最初に行うのが「事業ドメイン」を定義することだ。事業ドメインは「事業単位(ビジネスユニット)」と言い換えてもよい。

マーケティングにおいて、事業ドメインの定義は極めて重要とされている。定番となっているのは、Derek Abellが提案した「顧客層(ターゲット) 」「顧客機能(ニーズ)」「代替技術(ノウハウ)」の3つの軸を用いて、「事業」と「市場」と「産業」を定義するアプローチだ。


よくできたペルソナを交えた「婚活」の成功確率をアップする戦略的な方法で婚活市場における自分を「3C分析」。







「AIDMA(アイドマ)の法則」消費者心理プロセス
広告や宣伝に対して消費者がたどる心理的なプロセスを表した略語
「Attention(注意)」「Interest(関心)」「Desire(欲求)」「Memory(記憶)」「Action(行動)」

2009年5月10日日曜日

「仕事の速い人」はなぜすぐ腹を立てるのか




プレジデントロイターより

女の美学

パワービューティ

・女である高揚感を大切にする

・フェミニンなパワーを恐れない

・自分の見せ場を持っている

・手間をかけて自分を愛でる

・体作りに手を抜かず、品格を保つ

・ひらめき力と言動力

・年齢を肯定し、今の瞬間を120%生きる

みんなそれなりの美学があって、それに基づいた生活をしてる。

必ずしも容姿や外見じゃなく、頑張りたいことに対して頑張る自分を内面的に支えられるかどうかが人間らしい美しさとして現れてくる。

女性と男性って同じようにキャリアを積んでいるようでも土俵が違うことが多々あると思う。

でもそれはそれでいいんだよね。
(自分がいる環境がそれでいいからなんだけど)

2009年5月5日火曜日

Bill Gates v. Warren Buffett

これなんとなく気に入ったからペタ。





Fox’s Liz Claman talks about Buffett’s love of Google, quoting him: “Their moat of competitiveness is so wide and what they do is so tough to compare and to compete with that in that moat are sharks and crocodiles that no one can get near.” (Apparently Buffett doesn’t yet know about Google’s last line of defense, the Goats).

Gates fires back, saying that Microsoft is undeterred: “Well, technology companies do for a period get in these wonderful positions and, you know, it’s great that there’s somebody willing to attack those moats. Microsoft is undeterred. We look at each one of those crocodiles and we say charge!”

Buffet responds “No shark wants to come up against him,” and Gates ends with “So, it is, it is a daunting thing, but consumers benefit when somebody’s willing to take that on and say, hey, we can do a better search product.”

Quote: Bill Gates v. Warren Buffett On Competing With Google: Charge The Moat!, Tech Crunch

2009年5月4日月曜日

保険と貯蓄

保険は、住宅についで人生で二番目に高い買い物だそうな。

そして、保険と貯蓄のどちらが現実的なのだろう。

そもそも、保険と貯蓄では何が違うのかと言うと、
何があって、お金が必要と言うときに、貯蓄の場合は、たまった分で対応する。
保険の場合は、加入してすぐに保障を受けられる。

たしかに、働けなくなった時の保険は大切なので
ある程度カバーしてもらえるものを選びたい。

保険には大きく分けて3つリスクに対応する種類がある
第一分野.死亡するリスク:生命保険
第二分野.モノを破損するリスク:損害保険(自動車保険、火災保険、地震保険)
第三分野.病気やけがなどをするリスク:(医療保険、がん保険、介護保険)


AIGエジソンの積立利率変動型終身保険を調べた。

60歳を満期として、28年払い続けた金額よりちょっと下回る金額が解約払戻金として表示をされている。

戻ってくる金額を見ていて思うのは、一番確実なのは貯蓄と最低限の保障ではないかと。
今の世の中、信用ある保険会社が突然変異を起こすことが当たり前で、かといって保険をかけないわけにもいかないこともあります。

最小限の保険と、こつこつと貯蓄を蓄えてファイナンシャルプランを整えることが大切。

DIY - Onomichi 尾道

昨日、兄夫婦と広島の尾道について話をした。

多くの人が願うように、私も父の実家であり、自分も子供の頃、夏休み、冬休み、春休みを過ごしてきた故郷は、いつまでもそのままであってほしいと思います。

尾道の高齢化がどんどん進み、60代の両親ですら尾道では若手扱い。
尾道小学校は生徒数が100人にも満たない。

尾道独特の景観と情緒には、高齢化していく町並みや廃屋があってこそ。 廃屋になってしまう理由の一つに住みにくい立地条件があるのだけれど、坂の途中に並ぶ古い家並みは尾道の情緒そのもの。

廃屋を撤廃して新しい家を建てることが町を活性化させるのではなく、今ある廃屋の内装をなんとか作り変えることで人が定期的に滞在できる形にしていくことが尾道の活性化に繋がるのだと思う。

尾道は住む人を増やすのではなくて、短期/長期滞在が出来る施設を整えることがKEYなのではないかと思う。


尾道の廃屋再生プロジェクトで実際に行われている取り組みは、ほんとに「DIY」で、自分にも何かできることがあるのではないかと思わせられる。


地域を思う人がいればこそ、地域は蘇る。

2009年4月19日日曜日

Paid vs Earned media

メモしたいこと発見。



Empower personalities

Tap motivation

Enable feedback

Master moderation

Don't talk to yourself

Geek out

Have integrity

Know the market

Do not assume

2009年4月18日土曜日

コアリズムは効くらしい

コアリズムの魅力は、家で出来ることと、気が向くままやめたり始めたりができること。

そして、もしかしたら本当にこんなおなかが手に入るのかもしれないと思いながらできること。

だから一応買うだけ買ってみた。


コアリズム公式サイトより

コアリズムの最新日本語吹き替え版で、正しくヤーナとジュリアが言っていることを聞いて体を動かすことが大切だそうな。

テレビの中でコアリズムを踊ってる姿を見ていて、その中に自分がいたら楽しいんだろうな。

一人だとなかなかやる気が起きないものなのね。

2009年4月8日水曜日

ブログ vs ニュースメディア

ブログとニュースメディア(プレス)の役割について考えました。

2つとも、情報を伝えるためのチャネルですが、消費者からの見解はことなります。

ブログは、ソーシャルメディアであり、消費者個人がさまざまな情報を発信できるチャネル。
プレスは、企業が消費者にたいして、事実情報を客観的に発信するチャネル。

同じ情報を伝えるという仕組みだけれども消費者に与える影響は異なります。


そこで、以下のような言葉を当てはめました。


ブログ「伝染」
ブログは口コミというより、「伝染」っていう言葉の方がフィットしているように思うこのごろです。

口コミは実際の経験を伝え合って生まれるもので、伝染はそれについての情報が持つ価値によって飛び火して広がるものだと理解するようになりました。

「伝染」により口コミが生まれてくる。


ニュースメディア「伝達」
あくまでも第三者の立場、客観的な視点で消費者に伝えるものです。
あるニュースメディアがピックアップしたことを外のメディアがピックアップすることはあるけれど、それはブログが果たす「伝染」とは波及スピードや効果という点で異なります。



ブログには情報発信の力があるからこそ、書き手個人の見解プラス客観性のある意見を求められているのだと思います。
そして、それが「伝染」のパワーの源なのでしょうか。

2009年3月31日火曜日

第10回WOM マーケティング研究会

第10回WOMマーケティング研究会に参加をした。

今回のテーマは、健全なWOMにおけるガイドライン策定でした。
行った理由は、PPPが気になっていたからそれぞれの立場からのガイドラインに興味があったからです。


このイベントに参加をするにあたり、参加者は事前に問題点と解決策を自分の発言内容として提出をする仕組みでした。

私があげた問題点:
健全でないWOMの定義は何なのかが明確に記されていないという点。 

解決策:
嘘、偽りの情報を受けたと消費者が感じないこと。 被害を受けないと約束されるWOMを展開すること。

ネットの世界では、口コミ=ブログが定着している。 
その認識が正しい、正しくないは関係はなく、どのような効果があるのかがポイントになってくる。

ところが、PPP問題があるから、それにひっかかるものとひっかからないものを精査する基準が必要になってくるのだろう。

現段階では、いけないPPPの実例として公開されているものが限られていることもあり、Google検索でペナルティを負わないよためのガイドライン策定だと私は解釈をしてる。 


イベント会場では、各参加者からの問題点と解決策をまとめた一覧表が配られ、立場が違うから視点もばらばらだということは良くわかった。

そして、自分が求めるガイドラインとは、Google対策であるということも。


ガイドライン策定にあたり、グループに分かれて、各人の意見を述べ合ったのだけれど、私のグループは、かなりおもしろい人がたまたま集まったようで、そのグループで話をすることが出来たことにとても価値があった。


カレンさん
ビルコムさん
関心空間さん
やすゆきさん
YASの湘南生活さん



プロモーションって結局最後は「人」次第、生き物だから。 だからこそガイドラインが必要、と何気に思う。


第10回WOMマーケティング研究会についてはこちらです。