年をとるにつれて1日が短くなるというけれど、これは「東京時間」なのでは?と思うことがある。
1日が短くて、月曜日が始まったと思ったら明日は金曜日。メールや電話が減り、会議が入らない週末に、その週に間に合わなかったことをキャッチアップする。
そんな日々を送る中、最近は、半年に一度、
那須塩原の田中屋で週末を過ごしている。朝ごはんを食べたら街を散策、昼過ぎには露天風呂に浸かり、湯からあがれば読みたかった本を読んだりと、まったり過ごす。
陽が東から昇り西に落ちていくのをのんびりと眺め、時間がゆっくりと流れるのを感じる。私にとって至福の時だ。
ただ、仕事を留守にするわけにはいかないので、数時間はパソコンに向かう。がっつりと作業をしたつもりでも、費やした時間が1時間であれば1時間。「あっという間」という感覚はなく、1時間、仕事しただけの感覚が残る。
そんな時、心から「ゆとり」を取り除くと「東京時間」が生まれるのだろうか、とふと思う。
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