NOMIK.ai vol.2 に参加してきた。
パーソナルマーケティングという大題を基軸に、デジタルサイネージなどコンテンツプロデューサーとしてコンサルティングを手がける町田聡さんと、通信会社に勤めながらマーケティングコンサルタント他、マルチ分野で活躍している司会の@armonissima さんとIT
ベンチャー企業に勤める私、それぞれ違う立場での対談。
ベンチャー企業に勤める私、それぞれ違う立場での対談。
テーマは、
①会社のブランドに頼らない生き方とは?
②セルフプロデュースの方法は?
というもの。
これらのテーマは何か特別なものではなく、ビジネスを営む上でも仕事に従事する上でも何が大切なのかということをみんなで考えようという趣旨。
もう少し踏み込んだ例でいうと、名の通る企業に勤めていて、100人の人とお付き合いが出来たとする。その会社を辞め、自分の名前でその人たちに会いに行き、ドアをノックすると、90人の人がドアを開けてくれない。
自分の 名前でドアを叩くと90人がソッポを向く。
そこで、自分のプロフェッショナルの部分での価値、
その90人は、自分自身ではなく、
いかに自分が何が出来るのか、私はこれが出来ます、
セルフプロデュースにおいては、そこが本当の意味でのスターティングポイントなのではないかな。
まさに、認知度ゼロからスタートするウェブサービスと同じで、 どんなメッセージングからどれだけのコンバージョンを獲得するのかという話とある意味同じ。
特定の分野において、自分がデリバリーできる仕事についての認知を確立することで、仕事を受注することが出来る。
正社員であっても、このスタンスは必要な世の中になったと思う。
一連の話の中で、「エゴサーチ」をするかどうかという質問が出た。
これはしないといけないと自覚をした出来事の話をした。
自分が勤めている会社が提供するサービスについての記事の中で自分の名前が出ることは時々あるけれど、その中に、自分の名前にリンクが貼られている記事を見つけたことがあった。
自社サイトの自分のプロフィールページが表示されるのだろうと思ってクリックしたら、なんと自分の名前の検索結果が出てきた。
これは初ビックリだった。
同時に、会社に関連する記事に紐付いた形で他の記事が出てくるのはいいけれど、ソーシャル・ウェブ上の自分の情報が提示されることについて考えさせられた。
ウェブはプライベートで使うとしても、そこにプライベートな空間って存在しないもの。
ウェブのテクノロジーは消費者の生活を潤すものであり、円滑にする役割を持っていて、だからこそ、どこまでライフスタイルの中で活用出来るものなのかを伝えられていくべきものなのだと思う。 その反面、消費者のニーズの多様化は進んでいるから、だれもが使いこなせるものって難しい。
今回、トークセッションの前に、マツオケンイチ(vice versa)さんと、クロカワサエコさんのジョイントセッションを目の前で楽しむことが出来た。この日初めて披露してくれたという新曲はサイコーだった。
アルトサックスを頑張る私にとって、このふたりみたいに観客に真近な場所で演奏が出来る日がきたらどんなに素敵な一日になるのだろうか。
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