2007年11月1日木曜日

ゆとり教育、基礎は大事。

「ゆとり教育」とは何だったのだろう。

勉強時間を減らすことが「ゆとり教育」になったコンセプトとは何だったのか。

結果として、少し前に行われた全国学力試験で判明したように、勉強時間を減らせば、補習を行わない限り、学力低下は否めなかったのではないだろうか。
だから、結果は取り組みの結果がそのまま反映されたものではないかと正直なところ思った。

団塊世代の方々が子供・青年だった頃は、おそらく「ゆとり教育」を導入してもおそらく今の子供達がさらされている雑音の多い環境ではなかったから、学問がより優先されていたと思う。

今は、ゲーム、インターネット、その他子供向けの娯楽がびっしりと、それこそ24時間体制で整っているといっても過言ではないかもしれない。

ゆとり教育はそもそも、子供の生きる力、表現する力、考える力を養うことが目的だったはず。
こういう力は詰め込み学習から学べるものではないから。

では、詰め込み学習する場を与える義務が先生にあったことに対し、子供に生きる力、表現する力、考える力をきちんと教えるに適した人が担っていたのか。
単に授業内容を3割減らし、総授業数時間数を1割減らし、総合学習の時間をを導入しても、それを担う準備が全国で統一されてなされていたわけでもなく。。。


基礎のないことろに応用はない。
と思う。


いろんなことを、学び経験し、吸収し成長する子供達にとって
詰め込み学習にHow to output学習を導入すればよかったのではないのかしら。
と思う。


個人的な意見だけれど、生きる力とかは自然災害大国である日本、いざというときの力は必要ではないでしょうか。

何でもお金を払えば手に入る時代であるからこそ、当たり前の恐ろしさを学ぶべきではないかと思う。

そして便利をもたらす発想は経験から得られた知恵であることを学ぶ素材もたくさんある。


2011年から小中学校の授業内容の見直し案が導入されるにあたり、うまく運営されるといいなぁ。

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