初めての読書会をした。
人生の偶然というのか、広報ウーマン主催の広報、プロデューサー、メディア、フリーランス、個人事業を営む女性のネットワーキングのイベントがきっかけで、いろんな企画の話をするようになり、その時に話題になった「超訳 ニーチェの言葉」から「読書会」の話になり、実現。
とはいえ、「読書会」ってどうやるものなの?
っていうことで、映画のワンシーンを真似てみた。
順番に、気に入った言葉と、どうして気に入ったのかという話をした。
自分が経験してきたが故に形成されるものの考え方や価値観、そこにニーチェの言葉と相通じるものがある。
それは、人柄とか人格というよりも、人生の中でどういうフェーズにいるのかとか、自分が目指している姿に至るまでに何をしないといけないのかという問いかけでもある。
自分への尊敬、日々の出来事に対して素直に喜ぶということ、捨てるという選択をすること、時間っていうのは実は今しか存在しないということ、今の瞬間に決断していることや行っていることが過去と未来に繋がるということ。
1800年代に生きた人の言葉が、超訳され現代社会を反映したメッセージになってる。
おそらく原書を読むことが出来たなら、きっと違う解釈をしているのだろうけど、超訳に綴られている言葉が心にしみ込んでくる。
疲れた時こそ街に出て、ぼーっと人の波に流れてみたり、カフェで道行く人を眺めてみたりすることで、世の中に存在する中に自分を見いだせたり。
今でも本屋さんに行くと平積みされている 「ニーチェの言葉」。発売一ヶ月で16万部を超えているそう。
私 が持っているのは、第8刷目のもの。
メ ンバー参加者の中で、一冊目を紛失してしまって、買い直した時にはもう第13刷になっていたという人気ぶり。
その反面、この超訳本は、超訳ゆえに偽のニーチェだと言う人もいる。
何事も大きくなればなるほど賛否両論は生まれるものだし、どっちの意見を持つのも人の選択。
その時代に合わせた訳がされていて、読む人たちに通じるメッセージが届けられているのであればそれでいいのではないかと思うし、こっちが「正しいんだ」っていう本が出れば、それも読みたい。
私が読んだ「超訳 ニーチェの言葉」のメッセージのように、
ほんの些細な瞬間でもあっても、過ごす時間は「今」しか存在しないこと。
だから自分をまっすぐ見つめる心を持とう。
っていうような内容であってほしいと思う。
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