多くの人が願うように、私も父の実家であり、自分も子供の頃、夏休み、冬休み、春休みを過ごしてきた故郷は、いつまでもそのままであってほしいと思います。
尾道の高齢化がどんどん進み、60代の両親ですら尾道では若手扱い。
尾道小学校は生徒数が100人にも満たない。
尾道独特の景観と情緒には、高齢化していく町並みや廃屋があってこそ。 廃屋になってしまう理由の一つに住みにくい立地条件があるのだけれど、坂の途中に並ぶ古い家並みは尾道の情緒そのもの。
廃屋を撤廃して新しい家を建てることが町を活性化させるのではなく、今ある廃屋の内装をなんとか作り変えることで人が定期的に滞在できる形にしていくことが尾道の活性化に繋がるのだと思う。
尾道は住む人を増やすのではなくて、短期/長期滞在が出来る施設を整えることがKEYなのではないかと思う。
尾道の廃屋再生プロジェクトで実際に行われている取り組みは、ほんとに「DIY」で、自分にも何かできることがあるのではないかと思わせられる。
地域を思う人がいればこそ、地域は蘇る。
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